今年の目標は「ちゃんと休む」
昼寝で始める、少しやさしい1月
年が明けると、なぜか気持ちが引き締まりますよね。
「今年こそ頑張ろう」
「去年よりちゃんとしよう」
そんな言葉が、あちこちから聞こえてきます。
でも1月って、実は一番疲れやすい時期でもあります。
正月休みが終わって、生活リズムが戻りきらないまま仕事が始まって、
外は寒くて、日も短くて、体も頭もエンジンがかかりにくい。
そんな1月の目標に、
「ちゃんと休む」
を入れてみるのは、どうでしょうか。
その第一歩として、今回は「昼寝」の話です。
昼寝って、実はちゃんと意味があるらしい
正直に言うと、
昔は「昼寝=サボり」だと思っていました。
眠いけど我慢して、
コーヒーを飲んで、
気合いで午後を乗り切る。
それが社会人として正しい、みたいな空気、ありますよね。
特に年始は、
「いきなり気を抜くのもどうなんだろう」
「正月ボケって思われたくない」
そんな気持ちもあって、余計に無理をしがちです。
でも、どうにも午後の集中力が続かない日が増えてきて。
頭はぼんやりするし、ミスも増えるし、
「これ、本当に頑張れてるのかな?」と思うようになりました。
そんなときに知ったのが、
短い昼寝が意外と効くらしい、という話です。
NASAの話を聞いて、さすがに無視できなくなった
昼寝の話題でよく出てくるのが、NASAの研究です。
パイロットを対象にした調査で、26分の昼寝をとった人は、
- 作業効率が上がった
- 注意力もかなり改善した
という結果が出たそうです。
26分って、妙にリアルですよね。
「しっかり寝ましょう」じゃなくて、
「これくらいがちょうどいい」という感じがして。
宇宙飛行士やパイロットみたいな、
集中力が命の仕事で採用されているなら、
昼寝を「甘え」と切り捨てるのは、ちょっと違うのかもしれません。
新年早々、
「根性」より「整え方」を選ぶのも、悪くない気がしてきます。
いつ寝るかは、わりと大事
ただし、昼寝ならいつでもOK、というわけではないみたいです。
目安としてよく言われるのは、午後3時まで。
それ以降に寝てしまうと、
夜の眠りに響きやすくなるそうです。
「昼寝した日は夜なかなか寝つけない」
そんな経験がある人は、時間帯が原因かもしれません。
昼寝はあくまで、
夜まで元気に過ごすための“調整”。
主役は夜の睡眠、という立ち位置がちょうどよさそうです。
年始の生活リズムを整える意味でも、
この感覚はけっこう大事です。
長く寝すぎないほうがいい理由
もうひとつ大事なのが、昼寝の長さ。
おすすめされているのは、15〜30分くらい。
この範囲だと、
深い眠りに入る前に目が覚めるので、
起きたあとも頭が動きやすいそうです。
逆に、30分を超えると、
起きたときに妙にぼんやりしたり、
「今が朝なのか夕方なのか分からない」
みたいな感覚になることもあります。
あの感じ、地味につらいですよね。
1月の寒さと合わさると、なおさらです。
コーヒーを飲んでから寝る、という不思議な方法
ちょっと意外なのが、
昼寝の前にコーヒーを飲むというやり方。
「コーヒーナップ」と呼ばれることもあります。
カフェインは、飲んですぐ効くわけではなく、
20〜30分くらいかけて効いてくるそうです。
- コーヒーを飲む
- すぐに15〜20分だけ目を閉じる
- 起きる頃に、ちょうどシャキッとする
という流れになります。
もちろん、
カフェインが合わない人や、
午後に飲むと夜に響く人は無理しなくて大丈夫。
新年の習慣づくりは、
「できることだけ、無理なく」で十分です。
昼寝は、ちゃんと使えば武器になる
昼寝の話をすると、
「へぇ、豆知識だね」
と言われることがあります。
でも実際は、
昼寝ってちょっとした技術なんだと思います。
- 何時に
- どれくらい
- どんな姿勢で
このあたりを少し意識するだけで、
午後のしんどさはかなり変わります。
布団に入らなくても、
椅子に座って目を閉じるだけでも十分。
「ちゃんと寝なきゃ意味がない」
なんてことはありません。
昼寝に、そんなに罪悪感いらない
眠いのに無理やり起きて、
画面を見つめながら時間だけ過ぎていく午後と、
15分だけ休んでから、集中できる午後。
どちらがいいかと言われたら、
答えはわりと分かりやすいですよね。
昼寝はサボりじゃなくて、
自分の調子を戻すための手段。
スマホの充電と同じで、
減ったら少し補う。
それくらいの感覚でいい気がします。
まとめ:1月は「ちゃんと休む」練習期間
昼寝をする人は、
怠けている人ではなくて、
自分の状態をちゃんと見ている人。
午後3時までに、
15〜30分だけ。
それだけで、
午後の自分が少し楽になります。
新年から全力で走らなくても大丈夫。
1月は、ちゃんと休む練習をする月でもいい。
今日も眠気と戦っているなら、
たまには戦わず、
うまく休むほうを選んでみてください。
昼寝は、
新しい一年をやさしく始めるための、
ちょうどいい習慣かもしれません。









