それ、体からのSOSかも?







最近ちょっとおかしいかも?
「疲れてるサイン」見逃してない?体が出してる5つのSOS
朝起きると、まずスマホを見る。
通知を確認して、時計を見て、ため息。
それから慌てて着替えて、出かけて、人と話して、気づいたら夜。
やっとベッドに入っても、なぜか眠れない。頭の中だけがずっと動いている。
こんな毎日、送っていませんか?
体や心が疲れているときって、声に出さずとも、ちゃんと“サイン”を出してくれているんです。
ただ、私たちはそのサインに気づく前に、「気合いが足りない」とか「甘えちゃいけない」って自分を追い込んでしまう。
でも本当は、ちゃんと休んだ方がいいタイミングかもしれません。
この記事では、体が出す代表的な5つのSOSサインを紹介します。
もしひとつでも心当たりがあれば、ちょっと立ち止まってみませんか?
1. 夜、眠れなくなった
夜が来ても、眠くならない。
目を閉じても、頭の中がざわざわしていて、全然静かにならない。
やっと眠れても、何度も起きてしまったり、変な夢でうなされたり…。
これ、単なる「寝不足」ではなくて、自律神経のバランスが崩れているサインです。
- 最近前より眠れないな
- 夜中に何度も目が覚める
- 夢見が悪くて、朝からぐったり
こんな変化が続いているときは、体がストレスを処理しきれていない可能性が高いです。
2. なんとなく、ぼーっとする
ふとした瞬間に、自分がどこにいるのか、何をしているのかがぼやける。
誰かと話していても、集中が切れて、内容が頭に入ってこない。
この“頭がふわふわする感じ”、見逃されがちですが、心が疲れているときによく起こる現象です。
- 気が遠くなる
- 自分が自分じゃないような感覚
- 笑うツボが鈍ってきた
感情の起伏がなくなるというのは、心の“センサー”がオフになっている状態。
脳は「これ以上感じると、しんどいよ」とブレーキをかけているんです。
3. 食欲に異変がある
「最近、あまり食べたくない」
「気づいたらポテチ1袋食べてた」
どちらも、よくあるストレス反応のひとつです。
ストレスがかかると、脳が「食べなきゃ」や「もういいや」のコントロールをうまくできなくなります。
- お腹は空いてるのに、食べたくない
- 食べても満たされない
- 食事のあとに自己嫌悪が残る
不調が食欲に出ているときは、無理に自分を責めず、「今の自分は疲れているだけ」と受け止めてあげましょう。
4. 休日、起きられない
平日はなんとか動けるけど、休みの日になると電池が切れたように動けなくなる。
- 休日に限って身体が重くなる
- ゴミ出しすら面倒に感じる
- 部屋が散らかっていても片付けられない
これは「体力がない」のではなく、エネルギーが“回復できていない”状態です。
やる気が出ない=怠けてる、ではなく、心が休みたがっている証拠。どうか自分に優しくしてください。
5. 何をしても楽しくない
好きだった音楽が響いてこない。
お笑い番組も笑えない。
感動の映画を観ても、「ふーん」で終わってしまう。
そんなふうに、喜びや感動が薄れていくときって、本当に疲れている証拠です。
感情の起伏がなくなるのは、脳が「これ以上感じると、しんどい」とブレーキをかけている状態。
チェックリスト:こんなサインに注意
- 夜眠れない
- ぼーっとする時間が増えた
- 食欲に波がある
- 休日はずっと横になっている
- 何をしても楽しくない
今できる、小さなケアのアイデア
- 寝る前スマホ、10分だけやめてみる:完璧じゃなくてOK。まずは10分。
- 布団で深呼吸3回:たったこれだけで頭がスーッと軽くなります。
- 「今日はなにもしない日」をつくる:自分を労わる日、あっていい。
- 昼寝のすすめ:15分の仮眠で脳をリセット。夜の睡眠にも悪影響ナシ。
おわりに:元気でいるって、けっこうむずかしい
いつもニコニコしてる人。
バリバリ仕事をこなす人。
しっかり者に見える人。
そういう人ほど、実は疲れやすい。
でも、人間ってそんなにタフじゃないです。
疲れたときは疲れたって認めて、立ち止まることも大事。
体からのSOSにちゃんと気づけたあなたは、もう半分、回復の道に立っているようなもの。
これから少しずつ、自分のペースでいいので、整えていきましょう。
あなたの毎日に、やさしい休息が届きますように。