年を重ねると、脳が縮むってほんと?




脳が縮むってほんと?
昼寝と脳のちょっと意外な関係
昼寝って、昔は「おじいちゃんの習慣」みたいに思ってました。
ところが最近は、どうやらそうでもないらしいんです。
「昼寝って、したほうがいいらしいよ」
って話、あなたもどこかで聞いたことがあるかもしれません。
でも、その「いい理由」がちょっと想像を超えてたんです。
なんと――
昼寝をしてる人のほうが、脳の縮みがゆるやかになるかもしれないっていう、なかなか衝撃の研究結果が出てまして。
今回はそんな「昼寝と脳萎縮」の関係について、ちょっと砕けた感じで、でもちゃんと紹介してみようと思います。
読み終わった頃には、たぶん「昼寝したくなってる」はずです。
イギリスとウルグアイが本気出してきた件
まずは、研究の内容から。
やってくれたのは、あのユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)と、ウルグアイの大学の研究者たち。
対象はなんと、40歳から69歳の人たち、35,080人。
DNAの情報と、脳のMRI画像をひたすら分析するという、なかなか気の遠くなるプロジェクトです。
彼らが注目したのは「昼寝をする人」と「しない人」とで、脳にどんな違いがあるのか。
最初聞いたときは「そんな変わる!?」って思いましたが、結果がけっこうすごかったんです。
脳の“若さ”に差があった
昼寝をしていた人たちの脳、
なんと萎縮のスピードが2.5年〜6.5年分もゆるやかだったそうです。
要するに――
「昼寝してる人のほうが、脳の体積が若く保たれてる」って話。
これ、年齢に換算すると結構デカいですよ。
たとえば60歳の人でも、脳の状態が54歳ぐらいってこと。
正直、ちょっと得した気分になりません?
個人的には、「脳のアンチエイジング、まさかの昼寝」っていうのが妙にツボで。
美容液より、昼寝が効くかもしれませんね。
なぜ昼寝で脳が守られるのか?
研究チームも「直接の因果関係までは証明できていない」と言いつつも、かなり有意な関連が見つかったとのこと。
じゃあ、どうして昼寝が脳にいいのか?
いろいろ考えられているんですが、ざっくり言えば:
- 脳が疲れてきたタイミングで休めるから
- 酸化ストレスが抑えられる
- 深部体温が一度下がって、脳の修復が促進される
理屈はともかく、要は「昼寝することで脳が落ち着いて、自分をメンテナンスできる時間が生まれる」って感じ。
確かに、昼寝した日の午後って、頭がスッキリしてること多いですもんね。
じゃあ、どんな昼寝がいいの?
これ、めちゃくちゃ大事です。
「昼寝っていっても、1時間ぐらいゴロン…」は逆効果になりかねません。
理想的なのは10〜30分。長くても45分以内。
私の体感だと、15分が一番コスパいいです。
眠れなくてもOK。目をつぶってボーっとするだけで、脳はけっこう回復するらしい。
✔ おすすめ昼寝スタイルまとめ
- 時間帯:13時〜15時がベスト。ランチ後の眠気をうまく利用
- 姿勢:椅子でもOK。横になる必要なし
- 道具:アイマスク+静かなBGM(雨音とか)で、すぐ“無”になれる
- アラーム:絶対にかける!寝すぎ注意
- 起きたら:水を飲んで、軽くストレッチ
あと、コーヒーを飲んですぐ昼寝に入る「カフェインナップ」っていう技もあります。
寝てる間にカフェインが効いてきて、起きたときに最強コンディションになるやつ。
私はたまに失敗して寝過ごしますけど、それもまた幸せ。
「うとうと」が脳を救う時代
たぶん、これからの時代は「うとうとする時間を作れる人」が勝ち組になるんじゃないかと思ってます。
スマホやPC、SNSに追われてる脳にこそ、ちょっとした無防備な時間が必要なんですよね。
その無防備さが、じつは一番クリエイティブだったり、
健康を維持するための“余白”になってたりする。
たとえ5分でも、目を閉じる。
たったそれだけで、脳は「ありがとな」って言ってくれてるのかもしれません。
まとめ:昼寝は「脳の未来への貯金」かもしれない
改めて、今回の話をまとめると:
- 昼寝をする人は、脳の萎縮が2.5〜6.5年分ゆっくりだった
- 特に高齢者にとっては、昼寝が“脳の健康を保つカギ”になるかも
- 昼寝時間は10〜30分以内で
- 眠れなくてもOK!目を閉じるだけでも効果あり
そして何よりも、昼寝を「さぼり」ではなく「戦略」として考えることが大事。
ちょっと仮眠をとることで、午後の自分も、将来の脳も助けられるとしたら――
それ、やらない理由ないですよね?
というわけで、この記事を読んだあとに眠くなったあなた、
それ、チャンスです。
今すぐ布団でもソファでも、座ったままでもいいので、
ちょっと目を閉じて、脳に優しい時間をあげてください。
未来のあなたが、きっと感謝してくれます。